Zoo戦術考察 対ANT戦
2011年11月21日コメント (4)ではでは、対ANTの考察を。
基本は負け戦です。相性でいうと1:9もしくはそれ以下です。
今回は1割のチャンスが来た時に勝ちもらさないための考察をしたいと思います。
■ANTデッキの判断基準
1ターン目にUnderground Seaで以下のいずれかの場合
・ギダクシアの調査
・思考囲い
・思案
・師範の占い独楽
ギダクシアの場合はほぼ確定です。思案、思考囲いについてはチーアメの可能性が、独楽の場合はCTGの可能性があります。
しかし、どのデッキだったとしても1ターン目にすることはほぼ変わりません。場にできるだけクロックを展開してください。
■ゲーム展開の構築
前述の通り、1割のチャンスを取りこぼさないようプレイします。
この場合は勝ちパターンを念頭にプレイします。
1)メイン戦
勝ちパターンは大きく2つです。
①相手がマナ加速しか引かない
完全に運です。ただし、何かれるターンを渡さないためにも速攻を仕掛ける必要があります。
相手から盤面に対する干渉は無いのでクロックを展開します。
②Ad死、Adで引いてたけどストームが足らない。
Ad死についても運です。ただし、これについては少しだけ駆け引きが可能です。
ANTはテンドリルを打つまでに大きく3つのパターンがあります。
・むかつきルート
・不正利得ルート
・手札からストームをかせぐルート
ANT側からすればZooのメインには妨害手段が無いはずなのでどのルートかを選びながらプレイします。
むかつきはプレイするのにライフが必要です。なので、むかつきルートを選ぶ場合はライフとの相談になります。
ここで大事になってくるのはANT側が”むかつきルート”⇔”不正利得ルート”の切り替えのスレッショルドをいくらと考えているか。
ライフ11あれば余裕という人もいれば13無いと怖いという人もいます。Zoo戦は不正利得ルートを基本とする人もいます。
あえて、相手ライフを13近辺にもってきて、むかつきを打たせる。めくった後に火力を合わせて倒すというプランも考慮にいれる必要があります。
また、相手のライフが10以下の場合は不正利得ルートの可能性が高いので、インスタント火力がある場合は2回打てる可能性を常に考えること。
2)サイド戦
まずはサイドです。抜くカードの筆頭はパス、ソープロなどのピン除去です。次にプレインズウォーカーや装備品などです。
入れるカードはガドック、エーテルなどです。
はっきり言ってお約束サイドボードなので相手も対応できるカードが入ってきます。
それでも入れる必要があります。理由は大きく2つ
・場に出て相手が対処できないなら勝てる
・相手が対処するためにサイドボードを入れなければならない
2番目の理由は相手がサイド入れ替えをすることによって少しでもデッキに歪みがでればブン周りの可能性が減ることへの期待です。
いちよう色んなカードを試してみたつもりですがANTに劇的に相性を改善できるものはありませんでした。
もし、ANTを狩れるサイドがあるなら是非教えていただきたいです。
以上です。
対ANT戦の参考になれば幸いです。
基本は負け戦です。相性でいうと1:9もしくはそれ以下です。
今回は1割のチャンスが来た時に勝ちもらさないための考察をしたいと思います。
■ANTデッキの判断基準
1ターン目にUnderground Seaで以下のいずれかの場合
・ギダクシアの調査
・思考囲い
・思案
・師範の占い独楽
ギダクシアの場合はほぼ確定です。思案、思考囲いについてはチーアメの可能性が、独楽の場合はCTGの可能性があります。
しかし、どのデッキだったとしても1ターン目にすることはほぼ変わりません。場にできるだけクロックを展開してください。
■ゲーム展開の構築
前述の通り、1割のチャンスを取りこぼさないようプレイします。
この場合は勝ちパターンを念頭にプレイします。
1)メイン戦
勝ちパターンは大きく2つです。
①相手がマナ加速しか引かない
完全に運です。ただし、何かれるターンを渡さないためにも速攻を仕掛ける必要があります。
相手から盤面に対する干渉は無いのでクロックを展開します。
②Ad死、Adで引いてたけどストームが足らない。
Ad死についても運です。ただし、これについては少しだけ駆け引きが可能です。
ANTはテンドリルを打つまでに大きく3つのパターンがあります。
・むかつきルート
・不正利得ルート
・手札からストームをかせぐルート
ANT側からすればZooのメインには妨害手段が無いはずなのでどのルートかを選びながらプレイします。
むかつきはプレイするのにライフが必要です。なので、むかつきルートを選ぶ場合はライフとの相談になります。
ここで大事になってくるのはANT側が”むかつきルート”⇔”不正利得ルート”の切り替えのスレッショルドをいくらと考えているか。
ライフ11あれば余裕という人もいれば13無いと怖いという人もいます。Zoo戦は不正利得ルートを基本とする人もいます。
あえて、相手ライフを13近辺にもってきて、むかつきを打たせる。めくった後に火力を合わせて倒すというプランも考慮にいれる必要があります。
また、相手のライフが10以下の場合は不正利得ルートの可能性が高いので、インスタント火力がある場合は2回打てる可能性を常に考えること。
2)サイド戦
まずはサイドです。抜くカードの筆頭はパス、ソープロなどのピン除去です。次にプレインズウォーカーや装備品などです。
入れるカードはガドック、エーテルなどです。
はっきり言ってお約束サイドボードなので相手も対応できるカードが入ってきます。
それでも入れる必要があります。理由は大きく2つ
・場に出て相手が対処できないなら勝てる
・相手が対処するためにサイドボードを入れなければならない
2番目の理由は相手がサイド入れ替えをすることによって少しでもデッキに歪みがでればブン周りの可能性が減ることへの期待です。
いちよう色んなカードを試してみたつもりですがANTに劇的に相性を改善できるものはありませんでした。
もし、ANTを狩れるサイドがあるなら是非教えていただきたいです。
以上です。
対ANT戦の参考になれば幸いです。
コメント
前者は、展開することが予想しているので基本的にメインデッキの妨害枠を4枚除去とバウンスに買えるだけなので歪みというのはほぼ発生しないサイドインになっています。なのでそれもこみのマリガン基準となり、マリガンが多少増えたりはしますが、消耗戦ではないのでキーカードと対処カードがあればキープできてしまうからです。
後者がきついのは対策をしながら削っていくところですね。特に柱は、ストームとの相性が最悪なのでどかさないと動けないのですが、基本的に除去*2とバウンス*2で柱に対する有効牌が本来6~7枚のとこ2枚しかないのでかなり、きっついです。らせんに関してはタイミングさえ間違わなければ攻めつつANT側が稼がないといけないストームを2増やすカードなので抱え込まれると一気にプランが崩壊します。
ちなみに、記述されていない青罠ですが、書かれている通り基本的にメインはANT側に分があるので2戦目は相手の対策を確認するような動き方となってきます。妨害枠は3枚はハンデスを残すのでできるだけケアして動くようにしているとはいえ、ぶっぱするときにはぶっぱするのでそれなりに効果があります。しかし、3戦目でそれに対策したボーディング、盤面に触れるカードを抜くといったこともありますので、一概には言えないところがありますが。
長文失礼しました。又、リンクさせていただきました。
ANTも組んで回しているのですが、火力死を含めたアド死の可能性があるので
青くない相手は不正利得ルートで確実にストームを計算したい派です。
微々たる抵抗ですが、メインはプラトーを立たせておくと、
むかつき後の稲妻やストーム後の自軍にソープロの可能性があるように思います。
サイドは、自分は、ソープロ、森の知恵、PW、溶岩使いを抜いて
法学者の他に、青罠、ブラスト、墓地対策も入れます。
Zooはどうブンまわっても5ターンぐらいはかかってしまうので、
バウンスと冥府を探す仕事そのものを邪魔しに行った方がよいと思ったからです。
>アッツーさん
なるほど!納得です。妨害生物は除去でもバウンスでも良いが、ピラーだとバウンス一択になるわけですね。ANT戦でへリックスは試したことが無いのでやってみます。ありがとうございます。
青罠はおっしゃる通りだと思います。1戦目負け、2戦目を青罠で取れても
3戦目はケアされますし。特に青罠はサイドボードとして受けが狭いのもあって採用を見送っています。
>DrTさん
不正利得派ルートは堅実と思います。(こっちはあんまりやられたくないw)
返しが不正利得なら火力やソープロをチラつかせるくらいしか抵抗方が無いので。その意味でも、プラトーアンタップでGoするのは大事ですね。
Zooの速度の観点からもサイド後、バウンスなんかを邪魔するという発想は凄い良いと思います。
お二人の意見から「ピラーをはって相手のバウンスをREBで弾く=これでかつる!」と思いましたw